☆所得税等の申告☆
令和4年分確定申告に係る納期限・振替日は下記になります。





☆スマホアプリ納付☆
最近、スマホでスマートに納付ができるようになったことをご存じでしょうか。実際にやってみましたが、とても簡単でしたのでご紹介いたします。

■6つのPay払いから納付手続きが行えます。


■留意点
・納付しようとする金額が30万円以下の場合に利用することができます。
・アカウント残高を利用した支払方法のみ利用可能。
・利用するPay払いで設定された上限金額に注意。
・決済手数料は発生しません。
・領収書は発行されません。

▼その他詳細は下記専用ページでご確認ください。
詳細はこちら



☆スマホ申告☆
青色申告決算書や収支内訳書がスマホで作成可能になりました。カメラで給与所得の源泉徴収票を自動読み取りする便利な機能もあります。
また、マイナポータル連携を使えば、証明書等のデータを一括取得し、自動入力されて便利です。
令和5年1月以降で医療費、ふるさと納税、公的年金等の源泉徴収票、国民年金保険料も対象になります。その後も給与所得の源泉徴収票、iDeCo、小規模企業共済なども順次拡大予定となっております。



☆ コラム(飯島のつぶやき) ☆

トルコと日本
1890年、和歌山県串本町沖。後のトルコであるオスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が座礁して大破、海に投げ出された乗組員656人中500人以上が暴風雨で命を落とす。
そうした過酷な状況下で、元紀州藩士の医師・田村元貞らと地元住民が懸命に救助活動に乗りだした。彼らの苦労の甲斐あって、69名の人命を救うことができた。住民は自分たちの食料もままならないぐらい貧しかったが、彼らに食料を譲り、手厚く看病した。
 1985年のイラン・イラク戦争で、イラクは、イラン上空の航空機について、48時間後から無差別に攻撃すると宣言した。当時の日本国は、自衛隊による在外邦人救援ができなかった。日本で唯一国際線を運航していた日本航空も「安全の保証がされない限り臨時便は出さない」とし、日本人がイランから脱出できない状況に陥った。日本の大使がトルコの大使に窮状を訴えたところ、ビルレル全権大使は「わかりました。ただちに本国に求め、救援機を派遣させましょう。トルコ人なら誰もが、エルトゥールルの遭難の際に受けた恩義を知っています。ご恩返しをさせていただきましょうとも」と答えた。ビルレル全権大使の要請を受けたトルコ航空は自国民救援のための旅客機を2機に増やし、オルハン・スヨルジュ機長らがフライトを志願した。215名の日本人はこれに分乗し、全員トルコのアタテュルク国際空港経由で無事に日本へ帰国できた。トルコ機は、陸路での脱出もできる自国民よりも日本人の救出を優先。この救援機に搭乗できなかったトルコ人約500名は、自動車でイランを脱出した。
 この2つの事実は、2015年に映画化され、第39回日本アカデミー賞で10部門の受賞を受けた。
 「海難1890」日本・トルコ合作映画。
主演:内野聖陽、監督:田中充敏、脚本:小松江里子。
 この田中充敏監督の出身地である北海道浦河町がトルコへの義援金をふるさと納税で受け付けています。
海外への直接の寄付は日本の税制上、寄付金控除とはなりませんが、ふるさと納税の形式であれば、控除の対象となります。他にも同様な義援金を募っている市区町村は多く出ています。



<今月の一言>
『義を見てせざるは勇無きなり』
自分の利益などを考えて行動を起こさないのは、勇気があるとは言えない、という意味の故事成語です。
助けられた人数は未だ日本人の方が多い。