☆インボイス制度開始☆
 令和5年10月1日よりインボイス制度が開始されます。インボイス制度(正式名称は「適格請求書等保存方式」)とは、一定の事項が記載された適格請求書にもとづいて仕入税額控除額を計算し、証拠書類を保存する消費税法上の制度です。
適格請求書発行事業者となった事業者が、10月より注意していただく事項について、説明したいと思います。

1.自分が売り手側の場合(インボイスを発行する)
下記事項を記載した適格請求書を発行し、保存します。
@適格請求書発行事業者の氏名又は名称及び登録番号
A取引年月日
B取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
C税率ごとに区分して合計した対価の額及び適用税率
D税率ごとに区分した消費税額等
E書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称



2.自分が買い手側の場合(インボイスを受け取る)
@課税事業者である取引相手先より受け取った適格請求書等に上記@〜Eの必要事項が記載されているか確認し、記載もれ等の不備がある場合には、取引先に必要事項が記載された請求書に差し替えをお願いしていただく必要があります。
A商品を購入した場合や飲食した等の場合は、請求書の発行はなく、領収書のみ受け取ることがあります。その場合には、領収書に上記必要事項が記載されているか確認し、不備がありましたら先方に記載をしていただくように依頼をお願い致します。

*8%と10%の消費税が混在した領収書記載例


カードご利用明細書では適格請求書の要件を満たしていないため、必ず領収書等を保存していただきますようお願い致します。





☆ コラム(飯島のつぶやき) ☆

ダウン症のバービー人形
こんな記事をネットで目にしました。(以下)
アメリカのおもちゃ大手マテルは、ダウン症のバービー人形を発表した。多様性をさらに広げたい考えだ。
同社はこれまで、伝統的なバービー人形が現実の多様な女性を反映していないとの批判を受けていた。近年では補聴器や義肢を付けた人形や、車いすに乗っている人形を発表している。
マテルは、「全ての子供たちがバービー人形に自分たちを見いだし」、「自分たちとは違う容姿の人形と遊ぶ」ことを目標としているという。
1959年に発売された当初のバービー人形は、長い脚に細いウエスト、長いブロンドの髪が特徴だった。
ある研究者らによると、このバービー人形と同じ体型を持つ女性は10万人に1人だという。
2016年、マテルは「ふくよか」「小柄」「長身」の3体型のバービーを発表。また、さまざまな民族や人種を反映するため、肌の色の種類を増やした。
同社のバービー・人形部門トップのリサ・マクナイト氏は、ダウン症のバービー人形が「理解し共感する力を養い、より受容的な世界を作る」助けになることを期待していると語った。
今回のバービー人形製作にあたり、マテルはダウン症の人を的確に表現できるよう、米国立ダウン症協会(NDSS)と協力したという。
この人形は、小柄で胴体が長く、丸い顔の輪郭と小さな耳、平たい鼻筋、アーモンド形の目といった、ダウン症の女性の特徴を備えている。
またワンピースには、ダウン症への理解を広げるキャンペーンに使われる黄色と青色が選ばれた。
かかとに着いているピンクの装飾具は、ダウン症の子供が足やかかとをサポートする器具にちなんでいる。
ダウン症の人々の包摂性や可視性、理解を促進する活動をしているイギリス人モデルのエリー・ゴールドスティーンさんは、このバービー人形を見て「胸がいっぱいになった」と語った。
「多様性は重要だ。(中略)私のような人を隠さず、もっと見てほしい」
ゴールドスティーンさんは、英ファッション誌「ヴォーグ」が障害を持つ著名人5人を表紙に取り上げた際の1人に選ばれている。


<今月の一言>
『幸せを手に入れるんじゃない、幸せを感じることのできる心を手に入れるんだ』(甲本ヒロト)