損害保険各社は過去に起きた保険料とりすぎ問題の再発を防ぐため住宅構造の審査方法や区分などの仕組みを大幅に簡素化し、新しい保険料が来年1月から適用されます。新区分変更に伴い鉄筋・鉄骨などの構造、木造等の構造などは値上げになり、半面木造でもコンクリートの外壁などで一定の耐火性を証明した住宅は保険料が安くなる見通しです。しかしこの保険料も用途・補償内容・地震保険の有無により保険料が変わってきます。お掛けになっている保険を見直すいい機会かもしれません。
住宅の種類ごとの保険料の見通し(10/3日経夕刊)
保険料の見直し
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住宅の種類
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ほぼ横ばい
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マンション
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20%程度の値上げ
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耐火:コンクリート造りの戸建て住宅
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20%程度の値上げ
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耐火:外壁がコンクリートなどで耐火性の高い木造住宅
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40%程度の値上げ
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非耐火:外壁が薄いALCの木造住宅
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5%程度の値上げ
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非耐火:通常の木造住宅で耐火性の低いもの
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