最近の生命保険契約はいろいろ特約が付いたりして分かりづらくなっていますが、基本的には次の三つのタイプに分けられます。
(1) 定期保険
一定期間の保障のみを準備するための保険で貯蓄性はありませんが、保険料は安く設定してあります。
注意しなければいけないのは、保険期間満了時に一定条件のもとで更新はできますが、保険料は更新時の年齢等により再計算されるため、更新のたび負担が大きくなってしまうことです。
(2) 終身保険
基本的に満期日が設定されていない保険で、発生時期が予測できない死亡保険に適した保険です。
また、保障機能とともに貯蓄性も兼ね備えていて、満期返戻金はありませんが解約返戻金は確保できるので老後資金の確保等に活用できます。しかし、その分保険料は定期保険より割高に設定されています。
(3) 養老保険
一定の保険期間内に死亡した場合には死亡保険金が、満期まで生存していた場合には同額の満期返戻金が支払われる生死混合保険です。貯蓄性は最も高く、保険料も一番高くなります。