私が毎朝通勤している千代田線乃木坂駅を出るとすぐに「新国立美術館」があります。足掛け3年にわたる施工期間の末、先月末に完成しました。 この3年間、毎朝の楽しみな習慣がありました。それは、工事中の間、出入りの車両の誘導や警備に当たる警備員の数名の人たちとの朝の挨拶です。 彼らは、工事中のこの施設の前を通る出勤途中すべての人たちに、一人ひとり「おはようございます」と声をかけていたのです。いったい何回「おはようございます」を言っていることやら。私が早朝出社した午前8時前にも彼らは既に警備に当たっています。何百回も言っているのでしょうね。 残念なことにその挨拶に対して「おはようございます」を返す人がほとんどありません。照れくさい、恥ずかしいのか、面倒くさいのか。 私は挨拶を返しました。先方も毎日のことなので、それ以来、お互いに顔を覚えるようになりました。外出時に日中前を通っても、当然挨拶を交わすようになり、親近感を覚えました。そんなこんなでの3年間。 でも今は、工事が終了し、搬入口に当たる玄関の前を通ると、完成されたばかりのきれいな門があるだけで、警備員の姿はありません。彼らは、また別の現場で、同じように、出勤途中の人々に挨拶をしているのだなあと思っています。 炎天下の真夏の日や大雪の真冬の日の彼らの姿が思い出されます。
当事務所は、6/5(月)より、9/29(金)まで、ネクタイと上着の着用を省かせて頂きます。訪問時及び来社時には失礼させて頂くことになりますが、皆様のご理解をお願いすると共に、このクールビズをお勧めいたします。
「未来が明るければ、今幸せを感じることができる」 逆に言うと、将来に不安があったり、未来が暗かったら、いかに今が安定していても、幸せを感じることはできません。1年後、3年後、5年後さらに10年後の「あるべき姿」を常に描いておかないとなりませんね。 中期経営計画立案セミナーは、毎月開催しています。詳しくは、当事務所担当者まで。