今年も、遅めの夏休みをとって石垣島に行ってきました。6日間、ダイビング三昧の予定でした。
　初日、石垣島空港についた途端、現地は雨、しかも東京より涼しい。いつもお世話になっている園田さんのダイビングハウス「海講座」に到着すると、これから、河川に船を避難させに行くところだと言います。
　そうです！なんと台風13号が接近しつつあったのです。「こっちに来るな！」との願いも空しく、16日未明に上陸、925ヘクトパスカル、最大風速70メートルの大型で強いものでした。20時間もの間、石垣島に滞在し、史上空前の被害をもたらしました。
　宿泊した川平地区では、電信柱（鉄筋入りのコンクリート製）が8本根元から折れ、道路を塞いでいます。市内に向かう唯一の道です。おかげで、電信柱をまたぐという、めったにできない経験をしました。（誰も羨ましいとは思わないでしょうが）
　ここで問題が発生したのは、停電と断水でした。断水は幸いにも半日で復旧し、何とか凌ぎました。しかし、電気はそうはいきません。3日間の停電で、いかに我々の生活が、電力に依存していたかが解りました。まず、冷蔵庫は、ドアを開けると中身が腐るので絶対に開けません。お米を炊こうとすると、炊飯器が動きません。テレビで情報を見たくても、パソコンでインターネットをしたくてもすべて電気がないとどうすることもできません。デジカメで写真を撮り、携帯電話で連絡をとっていても、気になるのはバッテリー。そう、充電ができないのです。
　お世話になった園田邸には、運よく発電機があり、食事とお酒（特に氷）に確保できました。やることといったら毎日、宴会（やけ酒）。もう、笑うしかありません。（日焼けもせず、仕事に戻ってます。）

　今年も、事務所恒例「田中真澄先生から元気をもらうセミナー」の時期が参りました。毎年事務所全員で参加しています。今回は席を多めに取りましたので、皆様も是非参加してみてください。こんなに笑い転げて、ためになり、しかも明日への活力が沸いてくるセミナーは他にありません。（別紙参考願います）