以前このニュースでもお伝えしたように平成19年6月分から個人住民税が上がっています。普通徴収の方は納付書が送られて来て、また特別徴収の方は給料から天引きになっていると思いますが、昨年と比べて金額の多さに驚いている方が多いのではないでしょうか。
それもそのはずで個人住民税は税率が根本から見直され、今年から以下のようになっています。
課税所得金額* |
平成18年分 |
平成19年分 |
200万円以下部分 |
5% |
10% |
200〜700万円部分 |
10% |
10% |
700万円超部分 |
13% |
10% |
*課税所得金額というのは、事業・不動産所得であれば収入から経費を引いた残額、給与所得であれば収入金額から給与所得控除額を引いた残額からそれぞれ扶養控除、医療費控除などの所得控除を控除した残りです
上記からもお分かりのように課税所得金額200万円以下部分の金額は、5%→10% と税率が倍になっています。具体的な税額でみると単純計算10万円だった方が20万円になるので、相当な税負担を感じるはずです。且つ昨年までは定率税額控除という減税制度があったのですが、こちらは今年から廃止になっているので、これも増税感に拍車をかけています。